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2006年12月28日 (木)

アクティブセーフティ

アクティブセーフティとパッシブセーフティ、車の安全で重要な2つの要素です。アクティブセーフティとは事故を起こさないようにする性能で、代表的なのがABS、ESP・VSC、なにより車の基本性能がこれの根幹にあたります。

パッシブセーフティとは事故を起こした時に被害を最小限にする性能で、シートベルト、SRS エアバッグ、ヘッドレスト、衝撃吸収ボディなどです。

この二つの安全技術のどちらも重要ですが、優先順位が世界で違います。現在の日本はアクティブセーフティに力を入れて研究開発しているように思われます。この事故を起こさない考え方は素晴らしいと思います。アクティブセーフティ技術が進んだ先は「自動運転」になるでしょう。最新の技術ではカメラとセンサーでレーンをはみ出さず、前車と接近すればブレーキを掛けるなんてこともします。私は過剰なアクティブセーフティは逆に危険になるのではと考えています。

例えばESPやVSCと呼ばれる横滑り防止装置、駆動やブレーキをコンピューターで制御して急なステアリング操作した時にアンダーステアやオーバーステアを抑えて事故を回避するものです。 TVCMでカーブ途中で鹿に遭遇してとっさに回避ができるというものが放映されていました。一見、事故が防げるように見えますが決してそんなことはありません。ああいう場面に遭遇した場合のとっさの運転技術と判断力が身についていなければ、役に立たず事故は起こります。 現在すべての車に装着されているABSでも実際に役割を発揮させるためには、とっさに強くブレーキが踏めるかという技術を身につける必要があります。「当社の車にはこんなにたくさんのアクティブセーフティを用意しています」といったところで飾り物になる可能性が高いのではないでしょうか。この装備を信用して運転技術が低下することが心配です。(元から日本のドライバーは技術がありませんが。。。)アクティブセーフティはドライバーの運転技術が成熟していて始めて有効な補助技術なのです。

度々ブログで書いていますが、私は遊びでサーキット走行をしていました。その時に基本的な車の運動性能と運転技術の勉強もできたと思っています。サーキットで速く、コースアウトやクラッシュをしないためには絶対に必要な勉強です。公道走行にも非常に役に立ちます。車がどの状態なればアンダーやオーバーステアになるのか理解していれば、過度なハイテクアクティブセーフティは必要ないと思っています。

日本の運転免許制度、自動車学校では車の動かし方は教えるけど、車の挙動やとっさの回避技術はまったく教えてくれません。レースをするのに必要なライセンス(A級ライセンス)の取得時に学ぶことを免許取得では必修にして時間を使って学ばせれば、免許をもらう時には本当の意味での技術が身に付き、危険なドライバーは合格できずに排除できて、もれなくA級ライセンスがついてレースも参戦できてなんて。。。無理でしょうね。

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