客寄せパンダじゃもったいない~207Style試乗記
207Styleに試乗しました。
エンジン
PSAで1.4Lは2種類あり、今回のStyleではVTiと呼ばれる可変バルブタイミング仕様が搭載されているようです。
走ってみるととても軽くよく回るエンジンだと感じました。低速からトルクを出すタイプではなくアクセルを積極的に踏んでエンジンを回しトルクを出して走らせる、昔からのフランス的なエンジンという印象でした。
正直307の2Lエンジンと遜色ないパワー感が感じられました。急坂や5名フル乗車ではパワー不足があるかもしれませんが、普通に乗るには1.4Lで十分だと思います。
5RMT
トランスミッションは5RMT(ロボタイズドマニュアルトランスミッション)で、1007の2トロニックと同じものですが、なぜかプジョージャポンは2トロニックと呼ぶのを止めてしまいました。
この5RMTはVWのDSG、日産GTRや三菱SST等のツインクラッチでシームレスシフトを狙った高性能なものではなく、MTのクラッチをロボットが代わりに操作を行う単純なシステムです。
クラッチペダルがないのでATと同様なイメージで運転しがちですが、あくまでMTなので変速する時にアクセルを緩めてやらないとギクシャクしてしまいます。プジョーの5RMTはすべて車にお任せするのではなく、ドライバーがアクセルを緩めて車に「変速しなさい」と意思を伝えることでスムーズに走ることができるようです。
走ってみると実際に5RMTはMTと同じ変速ショックやクラッチを切っている時間があり始めは違和感を感じましたが、ずっとMTに乗っているのですぐにコツをつかむことができました。
AT限定免許でも運転できますが、MTの経験がないとうまく乗りこなせないような気がするので注意が必要だと思います。
乗り心地
乗り心地は一言で言えば「軽快」、コーナーでの回頭性の良さや足が路面によく追従している感覚はまさしくプジョー、振動や不快な衝撃もよく抑えられていて気持ちいい乗り心地だと思います。
静粛性はベーシックモデル相応のレベルで、積極的に静かだとはいえませんがプジョーにプレミアムを求めていない私には不快に感じませんでした。
装備

装備は簡略化されていますが、実際の運転には支障ないものばかりで影響はほとんどありません。一番はエアコンがマニュアルになることでしょうが、効きは問題ないので割り切れれば大丈夫でしょう。
以前から「素のプジョーが本当のプジョー」と言われていますが、207Styleもそれに当てはまる良いモデルです。欧州で庶民が乗っているプジョーが味わえる日本で唯一のモデルといえます。
こぼれ話
207Styleはヒットした306・206Styleとは役割が違います。
このような低価格モデルはまったく儲からず、プジョージャポンの本音では売りたくありません。あくまで207Styleでプジョーに興味を持ってもらいショールームに来たお客には207やシエロを勧める「客寄せパンダ」としての役割を課せられてるようです。。。
良いモデルなのにもったいない![]()
今回の発表に伴い60台が輸入されましたが、60台が売れた後は受注生産になり注文しても数ヶ月待たされることになります。
207Styleに興味を持った方は早めに。。。
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コメント
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投稿: leader | 2008年8月19日 (火) 12時46分
勉強になりました!近々嫁と試乗しに行って来ます!!
投稿: パルク | 2008年8月26日 (火) 00時02分